サハラの風

世の中の事件や出来事にひっそり・こっそり・ちゃっかり物申す!(フリをする)

埼玉県警考案・痴漢抑止「×シール」に賛否両論~冤罪高める可能性~

【スポンサーリンク】

増加の一途をたどる電車内での痴漢。

こうした卑劣な犯罪に歯止めをかけるべく、埼玉県警が「チカン抑止シール」を開発した。

 

f:id:beauty-box:20150417213543j:plain

 

使い方は、

①携帯などに貼って痴漢に見せる。

②それでも止めないようなら、二枚重ねになっているシールのうち、1枚目を剥がし、

赤い塗料の塗ってある「×」印を痴漢の手の甲などにに押し付けるとういもの。

早い話が、「犯人印」の烙印を押してしまおうというものだ。

 

f:id:beauty-box:20150417223034j:plain

 

言うまでもなく痴漢は卑劣な犯罪だ。

その撲滅に最大限の努力を行うことは、重要なことだが、冤罪事件を巻き起こす可能性もあると、早くも危惧する声が多数上がっている。

 

個人的な見解を少しだけ。

私が危惧する問題点は以下の3つ

①冤罪事件

悲観的意見の大半を占めるのがこの意見。「×」印は水戸黄門の「印籠」になりかねない。本当に痴漢を働いた人間に付けられたものならば致し方ないが、全く別の人間や、荷物を持つ手が触れただけなど、痴漢ではない人間が、問答無用で有罪にされてしまう危険せもはらむ。

慰謝料目的の冤罪事件や、ムカついたという理由だけで、痴漢に仕立て上げられる悪質な冤罪事件も頻発している。

 

何の証言も証拠も要らない。ただシールの跡があれば良い。使用者がすべからく善人という前提があまりにも暴論。恐怖のシール
痴漢抑止シールによって、これまで痴漢を立証するのに「被害者の証言」「目撃者の証言」「物的証拠」等が必要だったが(そもそも被害者の証言だけで足りる流れはあったが)、その全てが「シールが貼ってあるから」という一点にすり替わっていく
痴漢云々に関して思うのが、男性は痴漢をする、つまり悪意を持っている人がいることが前提になっているのに、女性は悪意を持って痴漢冤罪を発生させようとする人がいないことが前提になっている違和感ですね

 こうした意見が痴漢などとは縁もゆかりもない「大半の男性」の、やるせなさと戦々恐々とした心の内を代弁している。

 

②実用性

相手にシールを見せるにもかなりの勇気がいる。また相手の手にシールを押し付け、「×」印を付けるには、さらなる勇気とかなりの力が必要だ。

通常の思考回路をもった女性ならば、例えそれが本当は冤罪だったとしても、このシールの破壊力がどの程度のものか理解しているはずだ。

こうした状況下で、はたしてどれほどの実行性があるかは、疑問だ。

 

③個人的に・・・

シールのバツ印には簡単には取れないよう、油性の顔料が使用されているらしい。

乗車率100%を超える満員電車で、こんなものを使われたら、周囲の人間の衣服にも顔料が付着してしまわないか、個人的に心配している。

これから徐々に気温が上がり、クールビスの季節を迎える。白いワイシャツなどにべったり付いてしまったら、目も当てられない。

 

 

勿論個人的には痴漢を働く男性に対して強い憤りを持っている。同時に同じ男性として女性に対する申し訳なさも感じており、痴漢対策はどんどん推し進めていっていただきたいと思っている。

しかしながら、正直に言えば「冤罪」をこの上なく恐れているのもまた事実だ。

前述の通り、痴漢に関して男性は常に悪と見られがちであるのに対し、女性は常に善であるといった物の見方が浸透しているが、残念ながら全ての女性が痴漢に関して、善の立場ではない。

一瞬にして人生を水泡に帰しかねない、あまりにも身近な痴漢の冤罪に、我々男性(特に満員電車で通勤しているサラリーマン)は、日々戦々恐々としている。

 

「女性車両を増やす」でも構わない!

多少乗車率が一般車両の方が高くなろうが、冤罪で捕まるより遥かにマシだ。

 

女性も男性も守られる。

男女みんなが安心して乗利用できる、鉄道のシステム構築をお願いしたい。

 

 

あわせて読みたい

world-news.beauty-box.tokyo

world-news.beauty-box.tokyo