サハラの風

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「電車で化粧をして何が悪い!!!」何が悪いのか?

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以前はてなブログで「電車で化粧をして何が悪い!!!」という議論がなされた。

 

blog.lalamiamor.net

 

最初の投稿者の結論を一言で言うと、「誰にも迷惑をかけていないし、ゆっくり家で化粧するゆとりも無い女性もいる」ということだろう。

 

この投稿をきっかけに様々な人がこの問題を論じていて、賛成の意見や不愉快だからやめてほしいなど、様々な意見が飛び交っていて、とても興味深かった。

 

 

化粧をする女性

(Photo by 怕水的青蛙)

 

ここでなるべく中立な立場で、この議論を整理してみたい。

何が問われているのか?

問われているのは「ルール」と「モラル(倫理・道徳)」ということだろう。

 

「ルール(規則)」・・・憲法や法律から始まり地域条例、社内・団体規定、はては家族ルールまで。明文化され、或いは不文律であっても、お互い守らなければならないことを認識している取り決めのことだ。

※不文律・・・狭義には明文化されていない法のこと。広義には「暗黙のルール」を含む場合もあるが、線引きの関係上「暗黙のルール」は「モラル」に分類させていただきたい。

 

「モラル」・・・ルール化されたとまではいかなくとも、倫理的・道徳的観念からいって、守るべきとされている社会の物事。

 

困ったことに「モラル」とは、人によって個人差が大きく、ある人間にとっては不文律化された「ルール」に近いと感じるものが、別の人間には「モラル」にすら入っていなかったりする。

 

騒ぎ立てる子供を見るに見かねて注意した人を、子供の親が「うちの子の何が悪いんだ?」と逆ギレするシーンなどはこの最たる例と言えるだろう。

 

「人前で化粧する」という行為が、このモラル的にはどうなのよ?ということが問われているのだろう。

 

双方の主張

「問題無し」派

①法律にも交通会社の規定にも禁止というルールは無い。

②誰にも迷惑はかけていない。

 

「問題有り」派

化粧は人前でするものではない。

※化粧の臭が気になる、電車が揺れてファンデーションがワイシャツに付着する恐れがあるといった意見もあるが、それはおまけだ。あくまでも人前で化粧することは、はしたない!というのが本音だろう。

 

本来化粧は人前でするものではないという主張は正しい。化粧とは読んで字の如く【「化」変わる、化ける 「粧」よそおう・かざる】という内容だ。

 

「化粧で女性は格段にキレイになる」ことや、元来は宗教的な意味合いが強かったことも相まって、今だに化粧にはどこか神秘的なイメージが残っている。

そうした神秘的に部分を大切にしたいという考え方や、或いは「当然身だしなみは人前に出る前に整えるのが大前提」といった根拠を持って、人前で化粧することは問題有りと唱えていると推測できる。

 

そこに「問題無し」とする、新し考え方が台頭してきたといったところだろう。

 

化粧したインディアンの女性

(Photo by Frank Teich)

 

まとめ

以前、結婚する前に子供が出来る「出来ちゃった婚」が問題視された。結婚→子作り→出産が大前提で、(故意であるか無いかは別として)子作り→結婚など有り得ないといった考え方が一般的だったからだ。

だが、現在では全く珍しいものではなくなり「おめでた婚」として、市民権を得るかもしれないことろまで来ている。

 

時代によって新しい価値観が生まれていくのは当然だ。新旧の価値観が相容れない状態で並び立つ「新旧価値観戦争過渡期」は、ふたつの価値観が互いにぶつかり合い、様々内見が飛び交うのは当然だ。

 

その結果新しい価値観が市民権を得て、古い価値観を追いやるケースもあるし、新旧の価値観が並び立つこともある。或いは古い価値観が見直され、新し価値観は一過性のものとなる可能性だってある。

 

個人的にはどんどんやり合えばいいと思う。

 

ただし「問題有り」派が本当に危惧しているであろうことは、「社会的モラルの低下」だということは、頭に入れておかねばならない。

先ほど子供が騒いでも注意しないどころか逆ギレする親の例を出したが、残念ながら他人の迷惑やモラルを顧みない人間が増えたことは確かだ。

そうした人間達が「車内での化粧」を含め、様々な事柄に対して、なし崩し的に「別にいいじゃん!」「自分の勝手だろ?」という理論の元、話を推し進めようとしているのだとしたらそれは話が違う。

 

そうしたことを踏まえた上で、お互い活発な議論を展開してもらいところだ。

さて、10年後・20年後に生き残っているのは、果たしてどちらの意見だろうか?

 

楽しみだ。

 

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