サハラの風

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回覧板を回す時にひとこと声を掛けていますか?

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ご近所との縁をつなぐ1枚の板「回覧板」。皆さんは回覧板を回す時、声をかけていますか?

回覧板の声掛けを通じて近所との絆を深め、いざという時助け合う、孤独死を防ぐなど多くのメリットがあります。

今回は近所で回す回覧板の声掛けについて書きたいと思います。

 

回覧板を回す時にひとこと声を掛けていますか?

illuste by ゴゴンのイラスト素材KAN

 

回覧板と私の冷えた関係

 

ひとり暮らしを始めて5年くらい経ちますが、私の住む地域には回覧板はありません。近所の絆など無いに等しい都会の集合住宅。どうやら絶滅したようです。(一軒家同士はもしかしたらあるのかも知れません。)

 

ちなみに私の実家は郊外の一軒家ですが、十数年前はまだありました。こちらも数年前に廃止になったようですが、確かに昔は我が家にも前の家から回覧板が回って来ていました。

 

回覧板

 

前の家の奥さんが、「回覧板置いていきまーす」と大きな声を掛けて回覧板を玄関脇の塀の上に乗せて行くのです。

 

母がいる時は家の中から母が「ご苦労様でーす」と返事をするのですが、私は前の家の奥さんがあまり得意ではなかったので、無視するような形になってしまいます。

 

返事をしないのは申し訳ないなぁとは思うのですが、「ご苦労様です」と閉じられた窓の中から小声でつぶやくのが関の山。

 

いや、聞こえてねーし!

 

数年ぶりに回覧板に出くわす

 

そんな私と回覧板のほろ苦い思い出はさて置き、もう何年も回覧板を見ていない生活が続いて、危うくその存在すら頭から消えてしまいそうな今日この頃。

 

 ところが先日見たんですよ。回覧板を。

 

葬儀の打ち合わせである家族(まだ亡くなっていないので遺族ではない)の家にお邪魔していた時のこと。

 

懐かしい回覧板が回ってきたんです。

 

 「回覧板置いていきまーす」という声とともに、ガコンってポストに回覧板が入れられる音が。

 

ああっ、これぞ近所の絆の象徴!奇跡の板!

 

そしたら相談者である男性(亡くなりそうなのはそのお母さん)の娘さん(20代前半)が、「わざわざ声掛けないで黙って置いていけばいいのにね」なんてことを話しています。

 

回覧板を届けてくれた方は良い方みたいですし、変な方ではないようです。


しかし、「うちでご飯を食べている時とかでも声を掛けて行くので、無言でドアに掛けて頂けたら一番有難いんですよね〜」って言うんですよ。

 

娘さんの主張は以下の通り。

 

  • 公務員の仕事をされている方なので、きっと律儀な性格なんだと思います。
  • 時々前の家の子供さんが届けてくれることもありますが、子供さん達は無言で置いてくれるので助かっています。

 

回覧板が絶滅した地域の私が言うのも何ですが、回覧板って声かけて置いてくもんじゃないの?

 

回覧板の内容もさることながら、重要なのは地域の絆!「今日もお隣さんは元気かな〜?みたいな!

 

じゃないと私みたいに「お隣さんの顔?知りませんけど何か⁉︎」みたいになっちゃいますよ!!!

 

声をかける?かけない?

 

ちょっと気になってネットで回覧板を回す時に声を掛けるのが普通なのか調べてみました。

 

その結果、「地域によって異なる」ということが分かりました。

 

ネットで色々な人の意見を見ると、「無言じゃなくて一言何か言って欲しい」とか、「ちゃんと挨拶するのがマナーだと思う」という意見もありました。

 

それと同時に「今は無言で回すのが普通になってるよ」という声も沢山ありました。

 

知り合いのアパートは、回覧板こそ回ってくるものの、みんな無言でドアに掛けて行くのが当たり前とのことでした。

 

声掛けが当たり前だった時代

 

考えてみれば私が小さかった頃は、都市部でもまだまだ近所付き合いというものがきっちりありました。

 

当然回覧板の受け渡しで、奥様同士のちょっとした井戸端会議が始まることなんて珍しくもない時代。

 

回覧板の声かけを疑問に思うことなんてなかったですよ。

 

今でも農村部や高齢者の多い地域なんかですと、声を掛けたりする地域が多いのかも知れませんが、急速に近所付き合いが薄くなる現代日本。

 

若い世代から「なんでわざわざ声掛けて行くんだろう?」という意見が出でくるのは、それだけ人間関係が希薄になっている証拠なんでしょう。

 

これも時代の流れなんでしょうね。

 

声掛けのメリット

 

最近孤独死が大きな社会問題となっています。

 

声かけを行うことで老人が孤独になるのを防ぎ、結果孤独死などを食い止めることが出来ます。

 

近所付き合い

 

また、近所付き合いを保つことは犯罪の抑止などにも役立ちますが、何より困った時に助け合うことができます。

 

核家族化で頼れる人間が近くにいないことも多い若い世代にとって、これは非常に大きなことではないでそうか?

 

娘さんに「昔は今と違って近所付き合いも多い時代だったから、回覧板ついでに声掛けというのは当たり前だったように思います。メリットは多いですよ」

 

と、声かけの必要性を話すと、

 

「わざわざ声なんて掛けなくてもいいのにと思いましたが、改めてお話を聞いてその重要性が分かりました。」とのこと。

 

「遠くの親戚より近くの他人」という諺がありますが、やはり少なくとも近所付き合いはというのは大事ですよね。

 

まとめ

 

ますますの核家族化、孤独死、犯罪対策、近年起きると言われる大震災対策・・・

 

これから近所で協力し合い、助け合わなければならないことは沢山出てきます。

 

少子化核家族化が進む日本で、本当に必要なのは近所の助け合いのような気がします。

 

「ちょいとお隣さんに醤油借りてくらぁ。」

 

今や映画でしか見ることのできなくなった古き良き日本の風景。そんな風景を今一度見られる日が来るといいですね。

 

私も明日から回覧板を回す時は、声かけしようかな。

 

いや、回覧板回無いし!!!

 

下手こいた〜

 

この記事はサブブログ【葬儀屋バカ一代】で書いた記事を転記しています。

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