サハラの風

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【回顧録】ブックオフ喜多見駅前店閉店セール~夏の思い出~

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ブックオフ(BOOK OFF) 喜多見駅前店が閉店。これは喜多見店と私の最期の思い出を綴った、切なくもちょっぴり笑える別れの物語である。

 

BOOK-OFF(ブックオフ) 喜多見駅前店閉店セール~夏の思い出~

 

ブックオフ(BOOK OFF) 喜多見駅前店が、2014年2月28日をもっていよいよ閉店します。

 

今のところ2月1日からやっている、お店の本全品半額セールは、2月28日の閉店まで続ける予定らしいです!

 

その他にもCD、DVD、ゲーム等、閉店までは様々なセールをして、在庫を売り切る方向だと 思いますので、お近くの方はちょくちょく顔を出してみては? 

 

お世話になったブックオフ北見駅前店のスタッフに、手紙を書きました。

 

拝啓

ブックオフ北見駅前店スタッフの皆様こんにちは。

あなた方はもうお忘れでしょうね?

そう、忘れもしないあれは2013年の夏の終わり。

残暑厳しい蒸し暑い天候から一転、季節はずれの台風が直撃した、肌寒い朝でした。

 

喜多見駅に降り立った私は、暴風雨の吹き荒れる中、飛ばされてきたカラーコーンの直撃に顔を歪め、風で折れて殆ど役に立たなくなった傘を必死にさしながら、足早に喜多見店さんへと向かいました。

 

開店と同時にお店に飛び込むと、あなた達はさも驚いたという顔をしましたね? まぁ誰も台風の日に、開店と同時に折れた傘を手に、必死の形相で飛び込んで来る客がいるとは思いませんよね?

 

「ってかあの客気合入ってんな~」

「今日客なんて来るんだね」

 

などと あなた達がヒソヒソ話をするのを、聞き流しながら、階段を駆け上って二階へと急ぎました。

 

そう、せどりデビューしたての私は、この上ないくらいに気合が入っていたのです。

その日、新しい本が大量に補充されるという情報を耳にしていたし、 おまけに外はこの天候なんですから。

 

まさにおいしい本を独り占め。せどりにとってはパラダイス!

 

初めて体験するであろう「大漁」の予感に、胸を膨らませ、高鳴る鼓動を抑えるのに必死でした。

 

私は台風で電車が遅れることも考慮し、目覚ましを三つもセットし、早起きして、喜多見店さんに出向いたのです。

 

手始めにカゴを二つ用意。脚立を探し、高見盛なみに気合十分で、上の段から、携帯で本を検索し始めてわずか二分。

 

あたな達の一人が、階段を駆け上がってきましたよね?

そして一言。

 

「当店ではせどり行為は一切お断りさせていただいております」

 

まさか開始二分でドクターストップとは!!!

 

でも諦めきれない僕は勇気を持って一言、言わせていただきましたよね?

 

「お店に迷惑なことは一切しませんので、ダメですか?」

 

その問いにあなたはこうおっしゃいました。

 

「他のお客様にご迷惑になるんで」

 

ってか客は俺ひとりやん!!!

 

チクショー!あんな店潰れてしまえ~!

 

心の中でそう叫びながら、僕は台風の中を折れた傘を片手にスゴスゴと駅に引き返しました。

 

 

頬をつたう冷たいものが、雨なのか自分の涙なのか、はたまたその両方なのかさえわからなかった・・・

 

今でも思い出すと少し胸が苦しくなる、ほろ苦いせどりデビューの夏の思いで・・・

 

でもいざ閉店と聞くと、やはり寂しいものですね。

 

あなたがたは私にせどりの厳しさと面白さを教えてくれました。

 

心から有難うを言いたい。そしてさようなら。

 

P.S 閉店までには最後のご挨拶に伺います。でも今度は注意しないでくださいね。 泣いても笑ってもこれが最後なんですから。                       

                                 かしこ

 

書いていたら悔しさと寂しさがこみ上げてきて、つい長々と書いてしまいまし・・・

 

まぁ個人的な恨みはどうでもいいんですが、あの時の僕の 売り上げがあったら、閉店せずにすんだかも知れないかと思うと、残念で残念で・・・(ToT)

 

ってそれは無いね笑