【世界の自然災害】20世紀以降最悪の地震&大震災概要・死者・被害比較

【地震】史上最悪の自然災害ランキング

数ある自然災害の中でも、ケタ外れの被害をもたらす地震。

今回取り上げなかった19世紀以前の地震の中にも、数万人から数十万人が死亡したとされる地震は度々報告されており、地球という生き物のエネルギーの大きさには、只々唖然とさせられる。

20世紀以降に起きた世界最大級の地震(大震災・大地震)概要・大きさ・死者を比較。

※20世紀以降に発生し、死者が5万人以上の地震をピックアップしています。

日 本

★関東大地震(かんとうおおじしん)

発生日時1923年9月1日11時58分32秒
主な被災地関東地方
マグニチュード7.9 – 8.2
死者105,385人

災害概要

言わずと知れた日本史上最悪の災害、「関東大震災」を引き起こした地震。東京・神奈川が死者の9割以上を占める。

建物の全壊が109,000棟に対し、全焼が212,000棟となっていることから分かる通り、被害者の9割が火災による死者と言われている。

関東大地震(かんとうおおじしん)

中 国

★海原地震(かいげんじしん)

発生日時1920年12月16日20時05分53秒
主な被災地甘粛省北部に隣接する寧夏(ねいか)回族自治区海原県
マグニチュード8.6
死者240,000 – 273,400人

災害概要

4つの都市が廃墟と化し、中国大陸全土で揺れを確認出来たというから凄まじい。

しかし、自治区という複雑な立場の為に救援活動は殆ど行われず、甚大な被害をもたらす結果となった。

大手中国サイトには288,200人が死亡したとの記録も見られる。


★昌马地震

発生日時1932年12月25日10時4分27秒
主な被災地甘粛省昌馬堡
マグニチュード7.6
死者70,000人

災害概要

地域によっては90%以上の家屋が破壊され、貴重な文化遺産も甚大な被害に遭った。余震は6ヶ月間続き、住民を不安のどん底に陥れた。


★唐山地震(とうざんじしん)

発生日時1976年7月28日03時42分53秒
主な被災地河北省唐山市付近
マグニチュード7.5
死者242,419人(公式)

災害概要

当時有数の工業都市だった唐山市は壊滅状態に陥った。中国政府は諸外国の支援を拒否し、被害の拡大に繋がった。

被害の把握は難しく、中国政府は死者24万人としているが、米国地質調査所は65.5万人と推計するなど、最大で死者は80万人か、最悪の場合それ以上に上ると言われている。

この地域は比較的地震の少ない地域と言われており、耐震・免振構造の建物が非常に少なかった。


★四川大地震(しせんおおじしん)

発生日時2008年5月12日14時28分
主な被災地四川省
マグニチュード7.9
死者87,476人

災害概要

多くの建物が倒壊したが特に、学校校舎への被害が大きかった。生徒・教員の死者・行方不明者が全体の2割を超え、ずさんな安全対策が浮き彫りとなった。

また多くの歴史的建造物を抱える土地柄、世界遺産などへの被害も大きかった。

四川大地震(しせんおおじしん)

イタリア

★メッシーナ地震

発生日時1908年12月28日5時20分
主な被災地イタリア南部のシチリア島からカラブリア
マグニチュード7.1
死者82,000 – 200,000人

災害概要

当時は脆弱な地盤の上に重い屋根を乗せて作る建築構造が主流だった為、大地震への耐性が極めて低く、建物に甚大な被害をもたらした。

さらに最大で12mの津波が沿岸部の街を襲い、地震と津波により沿岸部の大都市メッシーナとレッジョ・ディ・カラブリアの両都市は90%が破壊されたとされる。

尚死者については正確な数はわかっておらず、75,000人や、123,000人、最大に200,000人という研究者もいる。

メッシーナ地震

トルクメニスタン

★アシガバード地震

発生日時1948年10月5日14時17分
主な被災地アシガバード市
マグニチュード7.37.5
死者110,000人

災害概要

市内のレンガ造りの建造物はほぼ壊滅的なダメージを受け、市内の人口の3分の2を失った。

同国を傘下に持つ旧ソ連が表沙汰にするのを嫌った為、各国からの救援活動は殆ど行われなかった。

こうした背景から当時発表の死者も10,000人から176,000人とかなりのバラつきがあったが、いずれにせよ、旧ソ連の対応のまずさが被害を拡大したのは明らかだ。


ペルー

★アンカシュ地震

発生日時1970年5月31日15時23分31秒
主な被災地アンカシュ県
マグニチュード7.77.9 – 8.2
死者70,000人

災害概要

アンカシュ州の州都であるワランでは、当時の人口の半分(3万人)が犠牲となり、建物の90%が倒壊した。

ワラスの北西50kmの街ユンガイは、アンデス山脈から降り注ぐ土砂と氷塊に飲み込まれ、住民(18,000人)がほぼ全滅した。

その後土地を政府が買い上げ、掘り起こしを禁止した後、現在はワスラカン国立公園(国立墓地)として、整備されている。


パキスタン

★パキスタン地震

発生日時2005年10月8日08時50分
主な被災地カシミール地方
マグニチュード7.6
死者87,300人以上

災害概要

ブロック積みの家が潰れるように崩壊しており、多くの住民が圧死した。

当時はラマダン(断食月)で、多くの人が屋内にいたことも被害を拡大させる要因となった。

また丘の上に建造物が密集しており、地震の揺れ幅を増幅させたことも被害拡大の一因と見る向きもある。


ハイチ

★ハイチ地震

発生日時2010年1月12日16時53分
主な被災地ハイチ共和国
マグニチュード7.9 – 8.2
死者316,000人

災害概要

長年に渡る不安定な政治情勢が、災害対策にも大きな影を落とした。

手抜き工事の建物は強い揺れに耐え切れず、多くの犠牲者を出した。

集団埋葬が頻繁に行われた為、死者の正確な把握は困難となっている。

尚、コレラなどの疫病も発生し、多数の死者を出している。

ハイチ地震

インドネシア

★スマトラ島沖地震

発生日時2004年12月26日07時58分53秒
主な被災地スマトラ島沖
マグニチュード9.3
死者230,000 – 280,000人

災害概要

巨大地震はインドネシアアチェ特別州などに建物倒壊などによる被害をもたらしたが、未曾有の災害は地震によって発生した津波によりもたらされた。

津波の被害に遭遇したことのないインドネシアはもちろん、インド洋周辺の国々は津波に遭遇した歴史に乏しく、殆ど対策を講じなかった。

この為、10mから30m以上の津波が押し寄せたインド洋沿岸の国々(インドネシア・インド・スリランカ・タイなど)は甚大な被害を出すことになった。

また、年末年始の旅行シーズンだった為、白人を中心とする観光客にも大きな被害が出た。日本人も40人以上が死亡した。

被害の殆どは津波によるものだが、津波による自然災害としてはクレタ島地震に次いで最悪の災害。

スマトラ島沖地震

※マグニチュードは主に地震学で使われる「モーメントマグニチュード(Mw)」を使用(一部例外有り)。マグニチュードにはいくつか種類があるので、参考程度にお考えください。

※被害状況は資料により大きく異なります。一般的な数字を載せていますが、参考適度にお考え下さい。

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